カテゴリ:[ なんでもフリートーク ]
あと昔と現代でのいじめの違いとかもあったのでそれも。
1) 肉体の強弱は関係ない
リアルのイジメの多くは腕力等の肉体的に優位に立てる者がそれより弱い者に対して行うことが多い。しかし、ネットのイジメは肉体の強弱は殆ど関係ない。ネットがあれば誰でも誹謗中傷によって相手を傷つけることが出来る。ネットイジメは精神的に被害者を追い込んでいく。
2) リアルのいじめだけだった時代は、家に帰れば安全地帯
リアルのイジメは学校や会社等、イジメの現場を離れることが出来れば一旦は解放される。 しかし、ネットでは場所は関係なく、イジメは継続し、逃れることが出来ない。場所、活動時間に捉われず24時間イジメが継続する。
3) 記憶ではなく、記録される
本人が例え死亡したとしても、誹謗中傷は永遠に残り続ける。イジメの現場を写真や動画で撮影され、ソーシャルメディアで共有されれば、記録は半永久的にネットを彷徨う。
4) 可視化の範囲
リアルでは、イジメている人、イジメられている人という関係だったが、ネットではイジメている人、イジメられている人に加えて、ネット上に多くの眺めている人を作り出す。これにより、被害者の精神的被害はより大きくなる。
5) 身近な人の目に届かない
不特定多数の人には発見されやすいが、親、学校、職場といった身近な人には発見されない可能性がある。身近な家族が異変に気づくことが難しく、 状況によってはそれらに発見されたとしても止めることもできない。
6) 圧倒的に有利な加害者
ネットのいじめは匿名という世界に守られていて、苛める側が圧倒的に有利。肉体を痛めることも、誰かにとがめられることも、犯罪として逮捕され るリスクもリアルのイジメより圧倒的に低い。
7) ネット自衛団による第三者によるイジメ
多くのネットイジメは、「リアルのイジメの延長」であり、学校や職場のイジメがネット上でも継続するといったものだが、「ネット自衛団」による第三者による私的制裁が行われることがある、俗に言う「炎上」とも表現される。